そのメール占いは詐欺かも!悪質なメール占いサイトの代表的な手口を解説!

占い詐欺

自分の運勢が気になるという人は多いでしょう。ネットで手軽に占えるサイトも数多くあります。でも、「とにかく当たる!」「無料で占う」といったネット広告には要注意。気軽なネット占いだと思って利用したら、ハマってしまい次々と課金させられてしまう「詐欺」のトラブルが近年多くなってきています。

一口に占いと言っても、恋愛や仕事、人生相談などいろいろありますが、占い詐欺の場合、ほとんどが「金運があがる」「宝くじが高額当選する」といった「お金」にまつわるものです。

では、占いサイトとはどのような仕組みや流れになっているのか紹介します。仕組みを知ることで、悪質な占い詐欺に騙されることも防げるでしょう。

悪質なメール占い詐欺サイトに誘導される流れ

流れ1:ネット上で「無料鑑定」とうたい会員登録をさせる。

流れ2:無料鑑定で「宝くじが高額当選する運を持っている」「金運を授ける」などと言いし有料鑑定に誘導する。

流れ3:鑑定メールのやり取りを増やし課金させる(メール送信1通に1000~1500円の課金が発生する)

鑑定が長引けば長引くほど課金がどんどん増していき、支払額が増えるという仕組みです。では悪徳占い詐欺サイトはどのような手口を使って人を引き込むのでしょうか?

今回はトラブルが近年多くなっている「金運占い」にスポットを当て、占い詐欺サイトの特徴と、占い詐欺にハマってしまう人の共通点を紹介していきます。

パソコンやスマホが普及し、多くの人がインターネットに容易にアクセスできるようになりました。そのため、占いサイトの広告やメールを見る機会が増え、その結果、悪質な占い詐欺サイトにもつながりやすくなっています。

では、占い詐欺サイトにハマってしまった人はどこで「おかしい」と気づくのでしょうか。

このメール占いは怪しいかも?利用者が詐欺だと気がつく瞬間

多く人が怪しいと気づくきっかけは、鑑定が数か月に及ぶほど長引いた場合に疑問を持ち始めていくようです。運営側は、利用者に課金をさせることが目的なので、できるだけ何度もやり取りをしてほしい。しかし、長引くほど毎回、同じようなやり取りがされていき、利用者は徐々に「おかしい」と感じるようになります。

そこでようやく口コミサイトを調べたりして、詐欺だと気づくケースが多いようです。

では、どんな人が占い詐欺に騙されてしまうのでしょう。

その多くは高齢者で、それも一人暮らしで趣味もない、話し相手がいない、頼る人もいない、という人が占い詐欺にハマってしまうようです。

親身に話を聞いてくれることから深入りしてしまい、気づけば占い詐欺の被害者に。こうした人たちにとっては、詐欺師が数少ないコミュニケーション相手になってしまっているのかもしれません。

悪質なメール占い詐欺サイトが行う手口4つ

占い詐欺の手口はほんとうに様々ですが、代表的な手口が4つあります。

注意喚起のために紹介しましょう。

手口その1:鑑定が延々と終わらない

占いと言えば通常1回鑑定してもらえば終わります。

ですが、占い詐欺サイトは鑑定が延々と終わりません。

なぜ終わらないのかと言うと、少しでも多くメールのやり取りをして、課金させるためです。辞めたいと言っても、占い詐欺師は「もう少しなのに勿体ない。」「宝くじ高額当選の姿が見えている」などと都合が良いことを言ってきて、鑑定を引き延ばしてきます。鑑定に終わりがないのです。

手口その2:数通に分けて返信するように要求してくる

占い詐欺サイトの占い師が指定した呪文のような言葉を、数通(2通以上)に分けて返信をするようにと要求される場合があります。

数通に分けて送らせる意味は、単純に一度に多くの金額を課金させたいからです。

普通ならこのやり取りはおかしいと気づきそうですが、鑑定にのめり込んでしまっていると、この作業に【意味を感じてしまう】ようです。

手口その3:鑑定内容は他言無用と念を押してくる

占い詐欺サイトにいる占い師から、鑑定内容は決して他の人に教えてはいけないといわれ「第三者への口外禁止」「鑑定を最後まで受けること」という2つの約束をさせられる人も多いようです。約束を破り第三者へ口外した時点で施術の効力は全て失われるなど、あれこれ理由をつけて他言しないよう念を押してきます。

利用者の家族や友人に怪しまれて占いサイトの利用を止められることを防ぎ、占いに深くのめり込ませることが狙いでしょう。

手口その4:期待感・不安感を煽る

期待感や不安感を煽るのも占い詐欺サイトの手口です。

期待感を煽るとは、次のような感じです。

・今までこれほど最高運勢は視たことありません!

・守護霊様が金運面で進展させるよう、大きく後押ししようとしている

不安感は次のような感じです。

・ここで鑑定を辞めてしまうと負のオーラとなって、跳ね返ってしまいますよ

・せっかくのいい運勢が台無しになります

煽る行為は占い詐欺に限らず、詐欺の共通手口です。

メール占い詐欺サイトにハマってしまう人のきっかけとは

「広告に無料と書いてあったから安易な気持ちで登録をした。」

利用者の多くが無料会員登録という入口からスタートすると思います。

無料鑑定で「宝くじ高額当選の運をもっている」など期待を持たせ有料鑑定へと誘導し、巧みにメール送信を促すのが相手の手口です。メールのやり取りは1回1000円または1500円とポイント買いです。「開封は無料、送信は有料」という仕組みなので送信をさせればさせるだけ金額が膨らんでいきます、何往復もメールをやり取りさせて課金がどんどん増えていき、いつしか高額な支払いをしてしまっているパターンが多いようです。

メール占い詐欺サイトへ誘い込む2つの手口とは

占い詐欺サイトと正しい占いサイトどうしたら見分けられるでしょうか。

代表的なものを2つご紹介します。

ネットに紹介されている占い師の情報が異様に少ない

言うまでもありませんがこれは

・その占い師は実際いないから

・占い詐欺サイトが、占い師の名前をコロコロ変えるから

この2つの可能性が高いといえるでしょう。

ネット上なら姿や顔も見えないことをいいことに、占い詐欺サイトは鑑定結果をテンプレートを送っているだけです。

もうひとつの理由として、詐欺サイトを利用した人が占い詐欺に遭って、ネットに口コミを書いてしまった場合にその口コミを見る人が増えると、その占い詐欺サイトに登録する人は減ってしまいます。だから詐欺サイトは、課金してくれる登録者を減らさないために、占い師の名前をコロコロ変えていくのだと思われます。

サイト情報が頻繁に変わる

占い師の名前だけでなく、サイト名や社名、公式サイトURLも頻繁に変わっている占いサイトは詐欺の可能性が高いといえます。なぜコロコロと頻繁に変わるのでしょうか?それはいい加減な鑑定をしていると利用した人からの悪い口コミが溜まってしまい、登録者がいなくなってしまうからです。会社名やサイトを変えれば新しくオープンした健全なサイトに見せかけることができますから、コロコロと頻繁に変えるのでしょう。

占い詐欺に遭ってしまったら

騙されたと気づいた時点で即行動にでましょう。

被害を最小限に留めるためにも行動に移してください。

消費生活センターに相談

消費生活センターとは、商品やサービスを買うことに関する、苦情・問い合わせができる国の無料サービスです。占い詐欺の相談もできます。

※消費者ホットライン「188(いやや!)」番

最寄りの市町村や都道府県の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号です。

警察に相談

詐欺師を捕まえてほしいのであれば警察に相談。

警察の仕事ははあくまでも詐欺師を捕まえることで返金交渉などは行いません。

返金してもらうことが目的であれば、それに合った機関を選びましょう。

弁護士に相談

弁護士は、占いも含めてさまざまな法のトラブルを解決してくれる専門家です。

当事務所は、占い詐欺の返金において豊富な解決実績があり

無料相談も電話・メール・LINEで受付けています。

占い詐欺サイトに使ってしまったお金は取り戻せます!

諦めずに必ず取り戻しましょう!

早期解決を目指すなら、返金対応に強い弁護士にまずはご相談ください。

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